リフォームをする前に考えるべき3つの事
① リフォームの前に
良かれと思ったリフォームや増築も後になると、全然使わない部屋になっていたり、動線(建物の中を、人が自然に動く時に通ると思われる経路を線であらわしたもの)がすごく長くなったり、廊下ばかりで肝心な部屋が小さくなってしまったと言うこともあります。
第一に 何のためにするのか、目的を明確にすること。
第二に 将来を見据えた考えを持つこと。
第三に 建物全体で考えることが必要 だと言えます。
目的や将来のことは皆さん良く考えていらっしゃいますが、全体的な考えが無いと迷路のような家になってしまうかも知れません。私たちは、現場調査をさせて頂く場合、できればお家全部を見せて頂きたいと思っています。それは、台所やトイレの改修でも全体を知る事によって、窓の位置や壁の位置と言った耐震上必要な軸組も考慮しています。2階を見れば1階の天井裏の梁の架け方が想定出きますし、屋根を見れば2階の屋根裏の梁も想定できるのです。
② イメージをふくらませる
いつもご相談の際には色んなことを(時には仕事と全く関係のないお話も)お伺いします。すると、その方の考え方や趣味、色まで何となく見えてくるものです。あるお客様は、初めての打合せの時『薪スト-ブ』を使いたいとのことでした。そうすると、家族の集える暖かい部屋がイメ-ジできます。そのイメ-ジに合うような部屋にしなければっていろいろと考えることができるのです。
③ 最後に…
築45年のお家を実際にリフォームをしていただいたお客様の声が下記のリンクにあります。断熱や住みやすさを実際に体感していただいているナマの声です。是非今後の参考になさってみてください。