世界中で水不足!?お家の水は大丈夫?
今回は水についてのおはなしをしたいと思います。
① 水不足
日本では渇水の話題は夏場ぐらいで、そんなに多くありませんが、世界規模では水不足が問題になっています。わが国においては、これまで1939年の琵琶湖大渇水、1964年の東京オリンピック渇水、1967年の長崎渇水、1973年の高松渇水、1978 年の福岡渇水など大規模な渇水が発生していました。1994年の列島渇水では、水道水の断水や減圧給水により一度でも影響を受けた人口は全国で約1,600万人に上り、全国で 約1,400億円の農作物被害が発生しました。
② 世界規模のテーマ
現代社会は水の安定的な供給を前提として、快適な生活や質の高いサービスが確保されています。そのため、水道用水が断水や減圧給水になると、食事の 用意ができない、水洗トイレが使えないなど、家庭生活や社会活動に大きな影響を及ぼします。工業用水が不足すると工業の操業短縮や停止といった被害 が発生し、農業用水が不足すると、農家の人は番水(時間や順番を決めて配水する方法)や反復利用の強化等を行い水を節約します。しかし、これには多大な労力と費用が 必要になります。例えば、1994年の渇水の際には平年の約3倍の費用が必要になりました。さらに水の絶対量が不足すると、農作物の成長不良や枯死などの 被害が発生します。また、水を使用することは二酸化炭素を発生させます。地球温暖化防止のためにも、節水は重要なテーマです。
③ 漏水チェック
これから寒い冬が到来します。水道管が破裂したり、お湯が出なくなったりすることもあるかもしれません。自宅の漏水チェックも忘れずに行いたいものです。(自然環境保護のためにも)水道の使用量が、いつもより極端に多ければ漏水も考えられます。そのような時は、家の全ての水栓閉めて、水道メ-タ-ボックスの針が回っていないか確認して下さい。もし回っていれば、漏水の可能性があります。
他に水資源を守るためにも、節水型トイレや節湯水栓(シャワ-)など環境に優しい機器に替えるのもいいですね。
④ 最後に…
築45年のお家を実際にリフォームをしていただいたお客様の声が下記のリンクにあります。断熱や住みやすさを実際に体感していただいているナマの声です。是非今後の参考になさってみてください。