今回は木造住宅の寸法について解説!
舞鶴でオシャレなデザイン新築・注文住宅を手がけているエコ・ビータです。
今日のブログでは木造住宅の寸法、特に基本的な寸法について説明したいと思います!
まずはこちら↓
これは木造住宅の軸組のイメージです。
柱と柱の間隔、屋根の部分の斜めの材の間隔など、ほとんどが同じ間隔であることがわかります。
建物を建てる上でまず大切なのが基本の寸法で、スパン、グリッドという言葉を聞くことが多いと思います。
1グリッドは柱の芯から芯までの距離のことを言います。
図面としてはこんな感じです↓
このグリッドですが、京間(きょうま)や関東間(かんとうま)など○○間という言い方があるのをご存じですか?
そもそもグリッドの決め方ですが、畳割りとするか柱割りとするかの違いがあります。
日本は畳の大きさで住宅の大きさを決めていたようで、畳の寸法を基に基本寸法が決まっています。
京間ですが、本間、関西間とも言い、畳のサイズは3.15尺×6.3尺(955㎜×1910㎜)です。この間のグリッドとしては985㎜×1970㎜を基本としています。
次に関東間ですが6尺×3尺(910㎜×1820㎜)で、エコビータが基本としている寸法も関東間になります。
この寸法は尺モジュールと言い、国内で一番多く採用されていると思います。
この基本寸法は設計するためだけでなく、建築に関わる製品や設備、機械にも関わってきます。
尺モジュールですが、採用が多いので、この寸法に合わせて作られている材料も多く、尺モジュール以外のスパンで計画すると材料等、無駄が出やすくなります。
とまぁ長々とグリッドについてお話ししましたが、この数字を知って何が得するのか、どういう知識として使えるのかなども次回ご紹介しようと思います!こうご期待!
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