住宅の換気方法について【staff:井関】
舞鶴でオシャレなデザイン新築・注文住宅を手がけているエコ・ビータです!
だんだん、暖かくなってきましたね。
最近は夜窓を明けると、涼しいと感じれるのでとても心地よいです!
お酒も進みます。。。
先日日本住環境㈱の営業の方に、断熱、換気(通気)、気密について勉強会をしていただきました。
とても分かりやすく、内容も今後の家づくりに採用できる内容なので場合によっては
より良い家づくりができそうです!
換気の話の時に思い出したのですが、いままで業務で新築住宅の定期点検を行なった際、
何件か、あまり効率的ではない換気方法をされていることがありました。
仕事に限らず、親戚宅や知人宅でも同じことがあったので、今回は住宅の換気方法について少しだけお話させていただきたいと思います。
まず洋室の換気ですが、左は窓のみ開けた場合で右は窓と反対側の窓もしくはドアを開けた場合のイラストです。
同室の同じ壁面の窓を二つ開けても左の場合、給気はできるけれど、もとあった空気の移動先がないため、あまり室内の空気は入れ替わりません。
二つの窓間での流れはありますが、反対側の空間は汚れた空気のままになります。
部屋の間取りにはよりますが一番効率のいい換気をするには部屋の対角にある窓、ドアを開けることです。
このイラストはトイレ内の間違った換気方法のイラストです。
この状態が一番多かったかなと思います。
トイレや浴室は換気扇を使って24時間換気を行なうのが基本ですが、換気扇が回っている状態で窓を開けてしまうと
窓から入った空気がそのまま換気扇から外へ行ってしまうので、時間が長ければ空気は入れ替わると思いますが効率としてはとても悪いです。
お風呂も同じです。(自分が学生の頃実家がこの方法で換気をしてしまっていました…)
今お話し内容は今日からでもすぐにできますので、当てはまった方は是非試してみてください!